海外活動

タイにおけるサーマルレスポンス試験
期間:2018年2月12日~18日
報告者:小助川
 タイ・バンコクにあるチュラロンコン大学の地中熱利用テストサイトにおいて,サーマルレスポンス試験(TRT)を行ってきました。TRTとは,地層の熱伝導率などを推定する地盤調査法の1つです。詳しくはこちら。試験は,新たに製作した海外仕様のTRT装置を持ち込んで行いました。装置の完成が遅れてしまったため,あまりテストができず不安がありましたが,いくつかトラブルがあったものの無事データを取得することができました。タイでのTRTは前例がないらしく,貴重な試験結果とのことでした。しかし,輸送時の衝撃で装置の一部が破損したため,今後は壊れにくく安定した運転ができる装置に改良する予定です。

マダガスカルに行ってきました!
-JICA資源の絆 海外資源フィールドワーク調査-
期間:2017年9月9日~18日
報告者:川原谷
 JICA資源の絆調査協力員としてマダガスカルに渡航しました.9月9日から18日の日程で秋田~羽田~シンガポール~ヨハネスブルグを経由して32時間でマダガスカルに到着しました.首都アンタナアリボは無秩序な秩序?がバランスし,特に健康・環境対策は発展途上の印象でした.現地ではマダガスカル出身の留学生の野外調査に同行し,ニッケル鉱山の見学や花崗岩の風化露頭を観察しました.過去にはフランス領だった歴史を持つマダガスカル,その影響が色濃く残る魅力的な国でした.

地中熱ヒートポンプシステムの計測装置メンテナンス作業
期間:2017年7月16日~19日
報告者:小助川
 国立研究開発法人 産業技術総合研究所の客員研究員として,ベトナム・ハノイにあるベトナム地球科学鉱物資源研究所(VIGMR)に設置されている地中熱ヒートポンプシステムの計測装置のメンテナンスに行ってきました。システムの性能評価や将来予測に用いるための稼働データ(循環水温度,消費電力など)を収集するための作業です。作業時間が実質2日しかなく,また雨天で高温多湿の辛い作業環境でしたが,なんとか任務を遂行しました(なのでほとんど現場の写真が撮れていません)。
 中でも大変だったのは,普段の作業では難なく解決できるトラブルが,現地では解決できない場合があるということでした。しっかり準備していったつもりでしたが,予想外のトラブルに改めて海外での作業の難しさを思い知らされました。

Research workshop in Ferrara University
期間:2016年2月26日~3月3日
報告者:小助川
 地中熱関連の研究報告会および現場視察のため,イタリア北部にあるフェラーラ大学を訪問しました。フェラーラ大学は1391年に創立された歴史のある大学で,まるで美術館のような建物でした(表現が乏しくてすみません)。
 ここでは,建築学科内にある試験フィールドと実験室を視察しました。ここの研究室では,設置コストと設置面積を抑えることを目的としたプレート形地中熱交換器を開発し,その実証試験を行っていました。研究報告会は,フェラーラ大学の研究チームと合同で行われ,私も英語で研究成果を発表しました。ほとんど原稿丸読みでしたが,貴重な意見をいただき,非常によい経験になりました。

World Geothermal Congress 2015
期間:2015年4月19日~24日
報告者:小助川
 5年に1度開催される地熱分野の世界大会がオーストラリア・メルボルンで開催され,会場であるメルボルンコンベンションセンターに世界各国から1500人以上が集まりました。この大会に私はポスター発表で参加しました。
 私は主に地中熱関連のセッションに出席しました。各国における地中熱利用の現状や最新の研究成果などの講演を聴くことができて勉強になったとともに,今後の研究に使えそうなネタを見つけることができました。
 現地で一番苦労したのはやはり英語でした。ネイティブな方の英語は早口で聴き取りにくく,また話したくても言葉が出てこないなどもどかしい場面が多く,自分の英語力のなさを痛感しました。不安が多く何かと緊張した出張でしたが,同行した方々のおかげで何とか無事に過ごすことができました。

SATREPS行動記
報告者:佐藤(比)
平成26年度から始まったSATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム)プロジェクトに参加している佐藤比奈子技術専門員の行動記です。
SATREPS行動記 その1
SATREPS行動記 その2