海外活動

SATREPS現地報告会で発表しました
期日:2020年2月14日
参加者:川原谷、佐藤(比)
 最終年度になるSATREPSセルビアプロジェクト、研究成果を現地の方々に報告しました。 佐藤比奈子技術長は現地研究所に導入したICP-MSやイオンクロマトグラフィーの立ち上げと精度に関する状況説明、川原谷は鉱山廃水流域沿い集落の地下水汚染状況をそれぞれ英語で報告しました。 短い持ち時間ではありましたが、現地の方々にも内容が伝わったようです。5年間調査に参加させていただき、カウンターパートとの信頼関係も構築でき、貴重な経験となりました。(川原谷)
報告会次第

共同研究による地中熱利用システム導入可能性調査
期間:2019年8月19日~30日
報告者:小助川
 民間企業との共同研究事業として,モンゴル・ウランバートル市内の2箇所において,試掘した地中熱交換井のサーマルレスポンス試験を行いました。 現場は市中心部から少し離れた,いわゆる「ゲル地域」と呼ばれるところで,牛や羊などが当たり前のようにうろうろしています。 試験は,降雨や盗難防止のために現場に設置されたゲルの中で行いました。初めて入ったゲルは独特の匂いがしましたが,外気温の影響を受けにくく,試験にはとても良い環境でした。 しかし,不安定な電源事情や,濃度の高い不凍液の使用などにより,当初予定していた試験条件を変更せざるを得なくなりました。 さらに,試験中に装置の制御が効かなくなるトラブルがありましたが,何とかリカバリーし,2箇所のべ140時間以上にわたる試験を無事終えることができました。
 8月のモンゴルは暖かく過ごしやすい時期ですが,地面の下の温度は5℃以下です。このような寒冷地で試験を行うのは初めてなので,戸惑うこともありましたが,とても良い経験になりました。 何より,トラブルはありましたが,私の作った装置ががんばってくれたことが自信になりました。今回の経験を踏まえ,信頼性向上のための改良を行いたいと思います。

SATREPS活動報告
期間:2019年8月13日~29日
報告者:佐藤(比)
 平成31年8月13日から8月29日までSATREPSメンバーとして川原谷総括とセルビア国Bor市に派遣されました。川原谷総括は地下水の現地調査を行い、 私は分析機器の精度確認と分析手法の提案を行ってきました。JICA派遣事業2年とSATREPSでの5年間の活動の集大成を行うことができたと思います。 私自身、海外での社会貢献活動は初めての経験で、技術職員内でもあまり例を見ないことかと思いますが、この経験を生かし、次回も(もしあれば)活動を積極的に行いたいと思います。

タイにおけるサーマルレスポンス試験
期間:2018年2月12日~18日
報告者:小助川
 タイ・バンコクにあるチュラロンコン大学の地中熱利用テストサイトにおいて,サーマルレスポンス試験(TRT)を行ってきました。TRTとは,地層の熱伝導率などを推定する地盤調査法の1つです。詳しくはこちら。試験は,新たに製作した海外仕様のTRT装置を持ち込んで行いました。装置の完成が遅れてしまったため,あまりテストができず不安がありましたが,いくつかトラブルがあったものの無事データを取得することができました。タイでのTRTは前例がないらしく,貴重な試験結果とのことでした。しかし,輸送時の衝撃で装置の一部が破損したため,今後は壊れにくく安定した運転ができる装置に改良する予定です。

マダガスカルに行ってきました!
-JICA資源の絆 海外資源フィールドワーク調査-
期間:2017年9月9日~18日
報告者:川原谷
 JICA資源の絆調査協力員としてマダガスカルに渡航しました.9月9日から18日の日程で秋田~羽田~シンガポール~ヨハネスブルグを経由して32時間でマダガスカルに到着しました.首都アンタナアリボは無秩序な秩序?がバランスし,特に健康・環境対策は発展途上の印象でした.現地ではマダガスカル出身の留学生の野外調査に同行し,ニッケル鉱山の見学や花崗岩の風化露頭を観察しました.過去にはフランス領だった歴史を持つマダガスカル,その影響が色濃く残る魅力的な国でした.

地中熱ヒートポンプシステムの計測装置メンテナンス作業
期間:2017年7月16日~19日
報告者:小助川
 国立研究開発法人 産業技術総合研究所の客員研究員として,ベトナム・ハノイにあるベトナム地球科学鉱物資源研究所(VIGMR)に設置されている地中熱ヒートポンプシステムの計測装置のメンテナンスに行ってきました。システムの性能評価や将来予測に用いるための稼働データ(循環水温度,消費電力など)を収集するための作業です。作業時間が実質2日しかなく,また雨天で高温多湿の辛い作業環境でしたが,なんとか任務を遂行しました(なのでほとんど現場の写真が撮れていません)。
 中でも大変だったのは,普段の作業では難なく解決できるトラブルが,現地では解決できない場合があるということでした。しっかり準備していったつもりでしたが,予想外のトラブルに改めて海外での作業の難しさを思い知らされました。

Research workshop in Ferrara University
期間:2016年2月26日~3月3日
報告者:小助川
 地中熱関連の研究報告会および現場視察のため,イタリア北部にあるフェラーラ大学を訪問しました。フェラーラ大学は1391年に創立された歴史のある大学で,まるで美術館のような建物でした(表現が乏しくてすみません)。
 ここでは,建築学科内にある試験フィールドと実験室を視察しました。ここの研究室では,設置コストと設置面積を抑えることを目的としたプレート形地中熱交換器を開発し,その実証試験を行っていました。研究報告会は,フェラーラ大学の研究チームと合同で行われ,私も英語で研究成果を発表しました。ほとんど原稿丸読みでしたが,貴重な意見をいただき,非常によい経験になりました。

World Geothermal Congress 2015
期間:2015年4月19日~24日
報告者:小助川
 5年に1度開催される地熱分野の世界大会がオーストラリア・メルボルンで開催され,会場であるメルボルンコンベンションセンターに世界各国から1500人以上が集まりました。この大会に私はポスター発表で参加しました。
 私は主に地中熱関連のセッションに出席しました。各国における地中熱利用の現状や最新の研究成果などの講演を聴くことができて勉強になったとともに,今後の研究に使えそうなネタを見つけることができました。
 現地で一番苦労したのはやはり英語でした。ネイティブな方の英語は早口で聴き取りにくく,また話したくても言葉が出てこないなどもどかしい場面が多く,自分の英語力のなさを痛感しました。不安が多く何かと緊張した出張でしたが,同行した方々のおかげで何とか無事に過ごすことができました。

SATREPS行動記
報告者:佐藤(比)
平成26年度から始まったSATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム)プロジェクトに参加している佐藤比奈子技術専門員の行動記です。
SATREPS行動記 その1
SATREPS行動記 その2